業務内容・施工実績
業務内容
〇軌道修繕工事
線路(軌道)に関わるメンテナンス工事
・レール交換(分岐器含む)
列車通過の繰り返し荷重による疲労、車輪との接触による傷や摩耗などにより劣化したレールを新レールと交換します。
・レール溶接
近年ロングレール化が進んでおり、交換したレールは両端部をを溶接します。
・マクラギ交換
経年劣化により老朽化したマクラギを交換します。
・道床交換
列車による繰り返し荷重などで細粒化した砕石(バラスト)を交換します。
・軌道整備
歪んでいる線路を直します。
2.軌道新設工事
軌道新設工事は、各種施策に伴いこれまで線路がなかったところに新たに線路を敷設していく工事です。
平成27年に開業した上野東京ラインをはじめ、中央線の立体交差化、つくばエクスプレス線などの新線建設工事に携わりました。
バラスト軌道、弾性バラスト軌道、コンクリート直結軌道など種々の軌道構造を建設してきました。
施工実績
平成27年3月 上野東京ライン開業
平成20年に着工した第1期工事から約7年、平成27年3月にJR東京駅~上野駅をつなぐ上野東京ラインが開通しました。弊社が施工を担当した東京駅~秋葉原駅間は商店街に近接するなど狭い個所での施工となり、とても難易度が高い工事でしたが、元請会社と協力し無事に竣工できました。
平成22年11月 新宿こ線橋架替工事
平成12年より着工した国道20号線(甲州街道)架け替えに伴う新宿駅構内の配線変更工事が平成22年11月に終了しました。
乗降客数日本一の新宿駅の改良工事は、約10年に渡り計8回の大規模線路切換を実施し、当時14番線までであった構内はホームが1つ増え、16番線に拡大されました。
弊社は本工事の主たる軌道会社として、計画から施工まで元請会社と一体となって施工を進め、無事に工事を竣工することができました。
弊社にとっても初めての大きなプロジェクトであったため、この工事を成功させたことはとても大きな自信につながりました。
3.軌道改良工事
軌道改良工事は、軌道構造を変更したり、配線変更を行ったりと、既設の線路を活用して線路設備の改良を行う工事です。